前の10件 | -

ミズオオバコ [草]

暖かいというより暑くなってきましたね。

DSC_1518.JPG

ミズオオバコです。最近トリミングしなかったので案の定水槽を席巻しております。
と言うのも、花を咲かせたかった…
で数日前。

DSC_1511.JPG

可憐な花が咲きました。

DSC_1515.JPG

アップで。現地でも確認していた通り薄ピンク。
でも花の色って環境の影響も強いかもしれないですね。
そしてミズオオバコの陰になってしまったミズトラノオは人知れず消えました…
ホシクサさんは元気です。

コケ対策で入れたミナミにつまつまされたのか、最初の画像に少し見えてますがキクモがバサバサになりました…
他水槽にも入れているので、キクモに関しては多少バサバサでも大丈夫です。

ミズオオバコは開花期に突入したようで、花茎が複数上がってきてます。
種子を取れれば実生出来ますが、問題はこの水槽ではじける前にとれるか、でしょうね。
まあこのままでもいいのですが…そうしたら、当初のコンセプトの水槽ではなくなってしまうので悩むところです。
とにかく咲いてくれて良かったです♪

実験段階 [草]

60㎝水槽に持って来た水草です。

と、その前に前回アップし忘れの本水槽のキカシグサ。

DSC_1299.JPG

何故か生きています。
昔フィールドで採取したキカシグサは水没に弱く、ことごとく消えたのですが、同じ環境でなぜ?と疑問です。

本題です。

DSC_1359.JPG

DSC_1364.JPG

ミズオオバコ鉢植え。ライトは3灯。使い古しのソイル。
古い葉は流石にダメですね。今後この環境で順化してくれる事を祈ります。

DSC_1349.JPG

復活気味のトリゲモ。本水槽から持って来たのではないのです。一部は未だにひねくれています。
でもうん、大丈夫そうですね。
ルーペ買おっと。

オマケ…

DSC_1357.JPG

懐かしいけど良い草です。ウチにある水草や湿性植物類はスイレンを除くと全て奄美産ですね。
と言っても、もう全て増殖株で「もともと」と言う意味ではですが。

皆様、フィールディングの際はきちんとマナー、法律、採取量は極少量に止めておくなどは守りましょうね!
って、あんまり説得力ないですが…(-_-;)



以下戯言です。法律で思い出しました。スルーして頂いて構いません。

環境省、新たに生物を特定外来に指定する!と頑張ってますね。
言いたい事は色々あり過ぎてコトバにならないほどです。
この生物はいずれ帰化して、危険そう…なんて適当な予想でやらないで頂きたい。
過去の本指定のブラックバスやブルーギル、要注意生物のセイタカアワダチソウ、アメリカザリガニ。
これらは解らんでもないです。

外来種による生態系への影響とか言いますけど、問題は環境(自生地での)悪化でしょう?

さてその法律自体を何割の日本人が知ってるでしょうか?

過去に幾度となくアクアショップで働いてましたが、一般の方に説明するのが面倒になってくるくらいのスパンで、
「ブラックバスの餌は何ですか?小型水槽で飼えますか?」と。
説明するのに一苦労なこれが現状でした。

本指定検討中(現、要注意生物)のホルブロ飼育者(日本国内の個体数含む)なんて、ごく少数でしょうに。
そもそも、Gambusia holbrookiと言う種を何人の日本人が知っているでしょうね?
アクアやってる人間でも知らない方が多いはず。
北米産だからとか、輸入許可申請されたからとか、そんな理由で通ると思ってるのでしょうか?
他にも哺乳類等、例を挙げたらキリが無いです。
もう何でもありですか?
G.affinisやholbrookiなんて、きちんと飼っていれば普通に増えるものです。
草なら有茎草は差し戻したら、或いは脇芽でどこまでも簡単に増えます。
それを今の個体数のままで「やめろ」というのは甚だ疑問ですね。
全ての命を生きたまま焼却ですか?

別に卵胎生が指定検討中だからぼやいているワケではありません。
草類は合点が行くものも多いですし。

かなり過去ですが、あるドイツ人のエビマニアな友人にこう言われました。
「もしかして日本はザリガニが法律で飼育規制されているかわいそうな国なのか?」
と…


アグレッシブモードになってしまいましたが、ここまで読まれた方ありがとうございます!
そんな「かわいそうな国」に幸あらんことを…

奄美の水田雑草その後…3 [草]

皆様お久しぶりです。
暫く、色々あったのですが、個人的に少し落ち着いてきた(暇になったん?と言うお問合せは…)ので更新しておきます。
前回の更新から約4か月ぶりですね(汗)
更には水田雑草の「その2」からは5か月という…
放置し過ぎです、ええ。ここをご覧になってる極少数の方すみません…
そして実家の奄美水槽も殆ど放置していたという…

その間にどうなったか?の答えとして、本題です。

まずこれ。

DSC_1277.JPG

ホシクサの一種。放置プレイしてたのに大きくなってます。頑健ですね。
コケっぽく見えるのは二テラ(フラスコモ)。こちらは奄美産ではありません。
種子が行った先ではどうなったのでしょうね。
最近全然自分のは勿論、人のブログも見てなかったので、万一アップされてたらスミマセン…

栄養繁殖(種子繁殖でなく)まで持って行けるか、がこの草から与えられた課題ですね。
え?無理?んー…まあ、どうなるか楽しみです。絶やさないように、もう少し暖かくなったら一部を保険として水上化させますよー。

さて色々な意味で自分にプレッシャーを与えたところで、次。

DSC_1305.JPG

キクモの森。この環境でこの種を絶やすって、どうするの?って位元気ですね。
この草もばら撒いた先でも「めっちゃ伸びます!」と言われてたので、大丈夫でしょう。
…という安心が命取りになります(苦笑)
気合入れますよ、ええ。
因みに、個人的には国産のは水草界での「アンブリア≠キクモ」より丈夫な気がします。
って、両種共に馴染めば丈夫なんですが。

さてお次。

DSC_1309.JPG

ミズトラノオ。放置プレイで見る影もなくなりましたね、ごめんなさい…
でもまだ生きてます!
何度か水上に突出してたのですが、何せこの季節。水上温度と湿度が足りなかったのでしょう、
全部枯れて、何とか脇芽からこの株が…
という具合です。
これから暖かくなったらもっといけるでしょう。(希望的観測)

次です。

DSC_1290.JPG

上から。

DSC_1322.JPG

んー、これはこれで無駄に元気過ぎたので、幾度かバッサリトリミングしたのですが、
それの所為か、パワーダウン中。
新葉は展開してますので、また水面を覆ってくれるでしょう。
こちらは来月位に一部がビオトープ行き決定です。
その後はまたご紹介しますね。

ラスト。

DSC_1311.JPG

ちょっと、と言うより「かなり」判り難くてスミマセン…
トリゲモです。(キクモの段階で見えてしまってますね 笑)
まあ元気そうです。
一時、爆殖していたので一部を自宅の水槽に入れたところ、数十匹のヤマト達に見事に食われ、たわしみたいになってしまいました…
ヤマトはホルブロ水槽(別の水槽です)で窓際族(?)として頑張っています。
ああ、数を入れすぎる自分がワルイのは解ってますとも、ええ。
でもですね、一時期アオミドロぽいのに(それもかなり酷く)やられていたのがヤマト入れたら消えましたから。
良い仕事してくれる反面、こうなるという…(-_-;)
でもまさか、トリゲモまで食うとは思いませんでした。(アオミドロ系コケが消えた時点で気づきなさい、自分…)

と言うワケで、何事も程々に!という教訓と、
いくら雑草と言えど、貴重な草達ごめんなさい…頑張りますから!な今回でした。

ミズワラビ水没化プロジェクトその2 [草]

はい、草ブログのお時間ですよ~…言ってて切なくなりました(笑)
今回も恐らく水中化が最も難しいと言っても過言ではないかもしれないこともないかもしれない(?)
ミズワラビの自分用メモ&経過報告です。

水中化させた大型の株は全部胞子葉が出て…
今水中にあるのは、多分殆ど…と言っても以下の画像通りの少なさですが、無性芽からの生育個体でしょう。

DSC_1096.jpg

ん~、状態悪いような、古い葉は仕方ないような微妙な感じ…
そして困った時の無性芽頼みで千切れた葉を浮かしておいたのがこちら。

DSC_1097.JPG

ぐれいと!結構出てますね。まだ気は抜けません。今から水中適用してくれるのを信じて、水没させます!
が、その前にさて無性芽は何個出ているでしょうか?当てた方には(略
ミズワラビ、かなり気合入れてますが、こんな人間は日本に自分だけでしょうか?(笑)

ミズワラビ水没化プロジェクトその1 [草]

やはり草で更新します。
理由は簡単で、写真が撮り易い、それだけです。ええ。

さて前回更新の予告的なミズワラビ水中化、水没後約10日の状況です。

DSC_0990.JPG

うん、こんな弱光でも順調に育っています。順調に胞子葉も出て…ん?ってあかんやん!

DSC_0970.JPG

胞子葉出てる個体は水上管理→胞子葉→前葉体→発芽と期待、狙い、懇願で挑戦してみます(笑)
無性芽で数株かは確保出来ていますし、本水槽にも3株くらい残してありますが、油断ならないですね。
貴重なジャパンスプライト(謎)ですので、きちんと水中適用した個体をコンスタントに増やせ、ばら撒けたら、と思います。
あんまり重く考えても…(そりゃあ軽くという意味ではないですが)だってシュミって楽しむものですよね?半分自己正当化です、ええ。
ですので、楽しみながらやっていきたいと思っています。
他の水田雑草はそういう意味では楽で良いです。いまのところ。
スズメノハコベはほぼ枯死されたご様子ですが…汗

我田引水ならぬ我田引草、まあ意味がどうとかは別として、今後が楽しみです。

ミズオオバコ… [草]

頻繁に更新してみたり。と言ってもやはりメモ書きで、簡潔にです。

前回の更新でお気付きでしょうが、ミズオオバコが大変なことになっておりましたので…
こんな感じに。

DSC_0951.JPG

有茎草が光を求めて、前に向いてしまっていました。

DSC_0950.JPG

水面を覆い尽くしております。一枚の葉が掌より大きかったので、
これではイカン!とトリミングを…と言うほど大層ではないですが、大胆にやりました。
新芽を残し、大きい葉は捨てる形です。
そしてAfter。

DSC_0953.JPG

うん、スッキリしました。
有茎草も上向きになりました。有茎草はもう少しで水面って所ですね。
これでミズトラノオ達は実生も可能かと。
キクモはやはり順応した様で、成長がミズトラノオより早く、水面まで来ております。
まあ、差し戻せば良いだけでなので楽ですが。

肥料はアクアフローラの「おこし」&ADAのブライティKだけです。
「おこし」は持続期間が長いのが特徴。
そして何でADAなのか、と言いますのもこのブライティKの空きボトルは、1プッシュで1ml計れる便利グッズでもあります。
便利グッズは他で買えば良かったのですが、カリウム不足するなら、一挙両得なのかもしれませんし。
他にはADAは10年以上のレギュレータとCo2ボンベ、メタハラ以外はソイルも含めて使っておりません。何せ高いので…
(…って結構使ってるやん!という突っ込みは無しの方向で 笑)
メタハラももう10年以上ですし交換してませんので、効果があるのか無いのか判りません。
まあ、それなりに明るく、現時点でお金かからずに草育っているならOKという事で。
しかし、もう今後はブライティKすらも買う事はないかもしれません。
って別にADAを嫌っているとか否定しているとかそういう事では無いので、誤解なさらぬように。

うん、見事に脱線しておりますね。
そしてやはり草ブログになっていますし、流行りを逆行している感じですが、シュミなんて極論言うと「自己満足」とかそういうものでしょ?
自分はその価値観を他人に押し付けるな、と言いたいだけです。

さて、次回は気が向いたら、ですが(笑)水没後のミズワラビでもアップしてみますね。まあこれも記録でしかないでしょうけど…


奄美産水田雑草その後…2 [草]

前回から約2週間ですね。
経過報告また、自分へのメモ書き的な意味合いも兼ねて。

まずこちら。

DSC_0907.JPG

DSC_0890.JPG

ホシクサspさん。はい、これは確かに雑草やという具合です。
まあ、○○さんのとこでも発芽した様で安心しております。その内ブログに載るかも?(プレッシャージョーク)
下の画像、真ん中のロゼット系は何でしょうか。当てた方には漏れなく写ってる個体を送り付けます(笑)
あ、複数おられた場合は抽選で(まあ誰もおらんおらん…笑)

DSC_0896.JPG

キクモ。かなり綺麗になってきました。
生長速度も流通している所謂、「アンブリア」より微妙に遅い気もします。
でも環境次第でしょうから、一概には言えませんね。

DSC_0871.JPG

うわ、でか!という感のあるミズオオバコ。デジタル水温計のコードが邪魔です…

DSC_0898.JPG

上からも。分かり辛いですけど、自分の掌より大きいのですが…汗

DSC_0938.JPG

寄ってみますと↓の様な。

DSC_0901.JPG

DSC_0884.JPG

全部ミズトラノオです。もうジャパニーズオランダプラントという意味不明な名前を付けたくなりますね。
下画像とか葉が密に付いていて自分好みになってます。

お次。

DSC_0935.JPG

謎な草。以前栽培していた奄美のミズトラノオに似てきました。
上のと葉の密度が違うだけでしょうか?
これも環境次第でしょうから花咲かせるまで言い切れませんね。

DSC_0946.JPG

ミズワラビです。前回の時もお気付きでしょうが、環境が違います。
他のは全て60㎝×45㎝×45㎝でソイル水槽ですが、こちらは底砂は田砂、照明はLEDです。
下の方のチラっと写り込んでいるのは胞子葉になりかけています。
自然界では晩秋に胞子葉になりますが、ここでは普通にヒーター入ってます。
栄養葉の方が圧倒的多数で、無性芽も出ているので順応してくれると良いのですが…
浮かしていますけど、この水槽で沈めてどうなるか(怖いので一部だけ)挑戦してみようと思います。
え?何でミズワラビだけ説明が長いかですか?
それはですね、これさえ一株でも採れれば奄美旅行は成功と思っていた位、思い入れがあるのです。
勿論、他の草も大好きですけど…

〆はこちらです。

DSC_0904.JPG

トリゲモの一種。一般には同定が困難らしいですので「一種」です。
二テラとは違い、根を張ります。
二テラ同様、切れ藻でも育つので丈夫ですね。近い内にミズワラビと同じ水槽に入れます。
こちらは○○さん宅でもエビの食害が無いとお聞きしましたが、どうなるのでしょうね。

あ、スズメノハコベ…は無残な姿になっています。切なくなりますので、画像無しです(汗)
まだ枯れ死んではいませんが下葉が殆ど無く、無理くり差し戻すかなと思っています。
いえね、以前はフィルター無しで育てていたのですが、魚入れて給餌を頻繁にしたら
白濁してしまいまして。アオコかな?とも思いましたが、餌とCO2を止めてエーハイム2213設置して様子を見て、
ガラス面のコケ落とししたら水が澄んでいたのでほっとしましたよ。
その間にホシクサさんは結構数溶けた様ですが、まだまだ残っております。

以上、スズメノハコベ以外は順調に大きく育って来ています。というご報告でした。
今後も継続しますので、生暖かい目で見に来てやってください(笑)

奄美産水田雑草その後… [草]

何か珍しく更新してみたりします。
水田雑草とはいえ、年々減少していて、レッドデータにも掲載されているそんな貴重な草達。
少しだけ採取。と言いましても、きちんと環境省の許可はとってあるのですが。
その問い合わせの中、「特に指定されていないので、いくら採っても大丈夫です」と。
勿論、車を止めて、車中から水田の様子を見ていますと、農家の方に「何してるの?」と聞かれるのですが、
「こういう雑草って少し頂いていいですかね?」と聞くと、「そんなのだったら邪魔だからいくらでも持って行きよ」
と言われるのが現地(内地でも)の現状でして。※田んぼに入る前はもちろん所有者には許可を取りましょう※
所詮は雑草扱いなのでしょう。自分や好きな方にとっては宝石箱なのですが…
とはいえ彼らもその内に除草される運命なのですがね…

そう言うワケで、ウチの唯一の水草水槽(もどき、しかも臨時)の状況報告です。


○○さん用と○○さんに送られるお土産用で、熟しているのか謎な花芽だけ採取した、ホシクサsp奄美2015.9。
お二人ともまだ播いておられないようですね。ホシクサ系は激しく下火ですが、皆さんがご所望と知る前に、採っておいたものです。
ウチでは播いたというより、花芽に触れる度に種子が散るので、もったいない、運が良ければ発芽するかもと、
水槽にふりふりしてただけのその後。

20150928_012604.jpg

あ、普通に発芽した…
それもこの一角だけでなく見える場所はほぼ全面に。しかも水槽サイズ60-45-45㎝に。
○○さんと○○さん、ああ後は、もし良ければ○○さんも、万一失敗されてもウチで無事育ったら、
お分けしますよ~。まあお土産ですしね。

はい、次はこちらを。

DSC_0832.JPG

本土では普通に見られる、それでも減反政策&水田自体の減少で奄美大島では稀かも?
奄美に行く度に覗きに行ってますが、やはり年々減少傾向にあるようです。てな感じの、
キクモ(Limnophila sessiliflora)です。
やっと水中葉ぽくなってきました。
と言いますのも、Co2グラスカウンターを踏んで割ってしまい、目分量で添加してたらMAXまで(?)行き、
草も水上同様に伸びていたもので…
フライングフォックス10匹入れたら全滅して、エビが死んでいたのでようやく異変に気付き、
その後試しにトラジャングッピーを同じ水に入れたら平気そうに泳いでいたので、余計に気付くのが遅れました…

初心者以下の失敗談はともかくとして、次行きましょうか。

DSC_0818.JPG

実はミゾハコベと思っていたら、たまたま見に来られた方が、「これミゾハコベちゃうで、スズメノハコベや。」
と。
きっとスズメノハコベ(Microcarpaea minima)なのでしょう。
言われてみれば、な気がします。
かと言って、これは全ての水田雑草にも言えますが、和名=流通名(アクアリウム界での)では無いと思っています。
日本のスズメノハコベ≒インディアンクラッスラ。程度に止めておいた方が良いかと。
まあどの種も学名的には「=」なんですがね。

お次、こちらです。

DSC_0831.JPG

ミズトラノオ(Pogostemon yatabeanus)で合ってると思いますが…違いましたらご指摘お願いします。
ミズネコノオと似てはいますし、確かに子株では判り難いです。
もう少し生長してくれたら完全に判別はできます。多分…

さて次。

DSC_0828.JPG

ん?ミズトラノオ??違う??判りません…勉強不足が露呈。
水上葉では違うように見えましたが、謎です。
見られた方達が仰るにはミズトラノオでしょ、と。でも何かが違う気がするんですよね。
これももっと成長してくれたら判るのですが。

最後はこちら。

DSC_0835.JPG

ミズワラビ(ヒメミズワラビ?)(Ceratopteris thalictroidesC. gaudichaudii?)
鹿児島県以北のものはヒメミズワラビらしいですが、奄美大島はどちらに入るのか…
鹿児島県以南、つまりは沖縄県という事になりますが、現地で見ても違いは判りません。
遺伝子レベルなのでしょうね。
これも=アメリカンスプライト、ウォータースプライトかと言われると…ん~?なのが正直な所ではあります。

これら水田雑草(水草)はレッドデータに掲載のあるものも多く、採取に関しましても、賛否両論、
いやまあ断然「否」が大多数でしょうが。
ブログにてアップする事でちょっとした注意喚起主になればと思いまして。
採ってはいけないはけではない、ですが、採り過ぎは頂けないかなと思われます。
言い訳では無いですが、そもそもが雑草ですし、採集より農薬、除草剤、駆虫剤等の使用や、
国の減反政策が主な原因ですので。
個人で趣味程度に採集する事なんて、それに比べたらはるかにマシなワケで…
そういう事言い出したら、
もっと突っ込むと、アクアリウム界やその他ペット業界ではIUCN指定の絶滅危惧種を平気で野生採取、輸入販売してるのが現状なワケでして。
法的拘束力は無いにせよ、何かしら対策を講じるべきでは?とは思いますね。


個人的にはこの手の種は採集時に物凄く悩みます。葛藤もあります。
そう言うワケで、今後もここでご紹介した草は可能な限り、長く広く維持はしていきたいと考えます。
次回以降は単なる草ブログになるのでは?と一部で危惧されていますが(どこで?)

何でこんな事書いたのか、こんな時間のアップになったかと言えば全て、
そのIUCN絶滅危惧種のスラウェシメダカさんが空気を読まず(何の?いや逆に読んだのでは?)抱卵していたせいです。
要は、産卵→隔離→水合わせという図式で今まで眠れませんでした。寝不足決定!
でも、産卵は嬉しいですけどね。今回で二度目の抱卵になります。前回はと言いますと…
発眼確認は出来ていたのですが、その水槽にそのメス一匹のみなのに日に日に卵が減って…という具合です。
一般ルートで入荷の無い魚、ましてや絶滅危惧種ですし、今回は上手く子採りというかなんというか、出来れば良いのですが…

※案の定、ええ、想定内でしょうが。抱卵画像はありません。悪しからず…


とにかく、世の中には雑草や雑魚他でも大切なものはありますよね?
それをどう継続維持するか、の手段として、採集を選んだのみ、といった経過報告でした。
またアップはすると思いますので、その際も宜しくお願い致します。

奄美大島 2015年9月 [旅]

ど~も、○○さんです(笑)
奄美大島に7日~11日まで行ってきました。

DSC_0753.JPG

着いた時は小雨模様。その後は特有のスコールチックなの以外は降らなかったです。

さて、稲刈りをとうに終えた水田の散策です。
…何か稲を作ってる水田が減っているので、将来的には無くなるかも知れないですね。
元々、減反政策で減っていた、と言いますか殆ど無かったというのに、更に減ってます・・・

と、ぼやいても仕方ないので、恒例の(?)水田雑草です。
まあ、それ以外の画像はありませんので、ご興味無い方は飛ばして下さい・・・

DSC_0765.JPG

ホシクサ(星草)の一種。
普通に見れます。群生する姿はとても魅力的です。
以前にUPしてた、ヒロハ系は自生していた所が完全に湿生→乾生になり、絶えたのでは?と思われます…
左のはキクモ。奄美以外では普通種でしょうが、水田自体が減っているので、そういう意味ではレアですかね。

DSC_0754.JPG

ミズトラノオ若しくはミズネコノオ。
多分「トラ」でしょう。どちらにしても、ポゴステモン(Pogostemon)の仲間。(言い訳です)
個人的に、この草姿は大好きですので、奄美に限らず、見れたらとても嬉しいのです。

周りの丸い葉の草はキカシグサでしょう。流行の(?)多肉植物っぽくて何か可愛らしいですね。
キカシグサ=Rotala indica。
これは水上葉なので、水中化させないと判りません。

同じ水田にはミズワラビの物凄い小さな株がいくつか見れました。
大きな姿なら画像も撮ったでしょうがね?(言い訳です、その2)

これらの雑草達は生息が局所的過ぎるので、ヒロハ系同様、見れなくなる日が近いのかもしれません。

ということで(?)場所移動。以下は稲作の水田には無かったので・・・

DSC_0777.JPG

DSC_0773.JPG

ミズオオバコです。
ある所にはありますね。
期待通り、花が綺麗に咲いていました。白~薄ピンクまで様々でした。
同所的にトリゲモの一種も。
これはお恥ずかしながら、ずっとフラスコモの一種と勘違いしていたのですが、実際はトリゲモの一種らしいです。
ここでの問題は、アクアリウム由来であろう、パロットフェザーが多い事、この場所の少し上で
何か開発しているのか、重機が入っている事です。
ある程度の開発が必要なのは「分かり」ます、でも「解り」ません。
少なくとも野生動植物減少の「全て」を採集圧にしてしまうのは。

…ま、色々思うところはあります。
……
………
が、それらは海にでも置いといて、はい。こういう風景が失われるのは確かに悲しい事ですよね。

ところで、和名で羅列(一部は学名をあててますが)しましたが、
個人的には、所謂アクアリウムの世界で流通する水草の流通名=和名の個体の学名を主とした流通名、とは思っておりません
自分は学者でも何でもないので、否、学者でも無茶苦茶な事もあったりしますが、それを言い出すと…ね?
まあ、その辺、混沌としているのが現実なんでしょうね…
当研究所では何年も研究しているとか、設備も資金も違うと、それ言われるのでしたら、
こっちはあなたよりも海外、国内含めてフィールドに出てるんですよ?そもそものベクトルが違うんです。
それでもこんななんですよ?(自嘲)
となりますので、
少なくとも自分にとってはそんな論争ハッキリ言って無意味です。
え?センスの問題?そう仰るならご覧になられているこのブログのタイトルを区切って、
日本語的に読み直して下さいね(自嘲)
押える所押えていれば、ええんです。アカマタさんも咬みつけません。

って、気付けば何故かウルトラなオトコと闘う悪役の怪獣(自分)、みたいな文章になっていますね(笑)
それでは結局やられるので、何かイヤですが(汗)
なので、ウルトラな方々は怪獣さんに構わないであげて下さいね(笑)

旅は個人的には(?)非常に楽しかったので良いのです、はい。
まあ、この記事で不快になられた方おられたなら申し訳ないのですが…
考え方、生き方なんて人それぞれでええんですよ。
「アドバイス」と「押し付け」は全く、根本からして違うという事をご理解下さいね。

近所の長生き健康おじさんのお言葉。
「旅行は若いうちに行った方がええよ。ワシも奄美大島は行きたかったけど、いつでも行ける、思てたら、結局行けずじまいや。旅行の記憶ちゅうのはいつまでも残って、必ず自分のモノになるからな。せやからワシは旅を勧めるんや。」

…この方の「若い」って定義、何歳位なんでしょうね?

Trajan guppy [熱帯魚]

nemoさんとよこちゃんさんで維持されている(た?)トラジャングッピーの採集地です。

Trajan guppy01.JPG

まあ、解り辛いのですが、水位は踵まであるかないかでした。
これは前回アップした記事の、トラジャからポソへ行く途中、トラジャ近郊ので、
持ち帰り、繁殖させて更にばら撒くと言う暴挙(?)をしました。
採集当時とは変わっていますが、とても妖しく、良い感じに仕上げられています。
今の個体の画像はこれまた解り辛いのですが、一応アップしておきます。

Trajan guppy 004.JPG

Trajan guppy 005.JPG

基本的にはバラバラなのですが、肩口のスポットは共通しているようです。
それもこれも、nemoさん、よこちゃんさんがあっての事なのですが…

ウチでも細々維持しています。
去年秋に旅行して帰ってきたら、1Prになっていまして…
ヘルプでよこちゃんさんにお譲り頂き、今は安定しています。

まあ、カラフルなのですが、色々問題のある画像ですね…
実物は良い感じです♪
nemoさん、よこちゃんさん、綺麗に写して下さい(コラ)

今まで色んなところで色んな帰化グッピー持ち帰りましたが(勿論、許可を得てです)唯一、
続いているのがトラジャンなんですよね~。やはりリスク分散はすべきですね。

しかし、グッピー(帰化含む)って自分には難しいです。
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。